今月、カービングのクラスでメロンを彫った。
午前中に3つのスーパーを回り
4番目に行った八百屋で見つけたメロンだ。
カービングに使うには熟していない硬いものがよく
そのつもりでじっくり見て選んだメロンだった。
ところが買った時こそ硬かったメロンが
教室についてバッグから出した時には甘い香りを漂わせ
何やらイヤな予感がした。
そしてその予感は的中し、結局このメロンは
彫ってるそばから驚きの早さで熟し出し
下半分は間もなくブヨブヨになり、汁が漏れ始めた。
・・・最悪。
何とか上半分だけを使って彫っては見たものの
すでに柔らかすぎて彫れない場所もあり
デザインを変更せざるをえなかった。
実際、捨てるわけにもいかずに持って帰ったが
熟し過ぎたメロンは食べても美味しくなく
結局そのままゴミ箱行きとなった。
何とも悔しい結果である。
けれど今日、リベンジのチャンスがやって来た。
スーパーで黒小玉スイカを発見したのである。
あれからメロン選びにはイマイチ自信がない私だが
スイカなら大丈夫だろう。
さっそく、前回の復習開始!
せっかくなのでナイフの練習を兼ねて
思うままに彫って見ることにした。
まずは片面でブヨブヨメロンのリベンジ。
デザインを変えて練習した。
それからスイカを引っくり返して
裏側には彫れるだけのバラやハートやフリルを練習した。
このバラも大きく見えるが実際には小さい。
石鹸一筋の私だったが、ここへ来てやっと
果物を彫ることに慣れて来た感じである。
さすがに彫る場所が無くなる頃には手も疲れたので
スイカをラップし、冷蔵庫に入れた。
そろそろ冷えただろうから、これから食べるもんね♪