つぶやきしーちゃん

2007年10月

仕事が決まった。
まさかこんなにも早く決まるとは
自分でも思ってもみなかった。

昨日もいつものように「ハローワーク」へ行き
「紹介状」を1枚出してもらってきた。
昨日現在、選考待ちの会社が1社あり
午後には新しく別の会社から
面接の連絡ももらっていた。
とにかく年が年なのだ。
次から次へと応募するしかないのである。

この選考待ちの会社というのは
先日私の誕生日に面接に行った会社の1つだ。
私は新聞の求人を見ての応募だったが
同時にネットの転職サイトでも募集をしていたため
最終結果まで1週間ほど待たされた。

実は私は「ぜひこの会社で働きたい」と思っていた。
まず仕事の内容が希望するものであり
勤務時間や条件も理想とするものだったのだ。
会社は小さく社員も少ないが
あまり大人数よりむしろ私は歓迎だ。
けれどネットの求人には年令が明記されていた。
「40才まで」

その昔、3才オーバーで採用された経験はあるが
今回はその比ではない。
さすがにここまでオーバーしての採用はないだろう。
事実、そう思い諦めていたのだ。

それだけにその会社から「採用決定」の連絡を
もらった時には文字通り飛び上がって喜んだ。
面接の機会をもらえただけでも感謝なのに
まさか採用してもらえるなんて・・・。
ホントにありがとうございます。

仕事は明日、1日からだ。
この感謝の気持ちをいつまでも忘れずに
私にできる全ての力を出して
会社のためにそして私自身のためにも
頑張って働いていきたい。
そしてモチロン何かおかしいと感じた時には
今度こそ自分の直感を信じるつもりだ。

翌火曜日、目覚めるとまず「屋上露天風呂」に向かった。
どうやらここは女性客をターゲットにしているらしい。
男性客がこの露天に入れる時間は限られており
夕方の早い時間から20時まで。
それ以降の遅い時間と朝は女性の時間となるため
男性はよほど早くチェックインしないと利用できない。
結局のところ宴会目当ての男性客は
「大浴場の露天」で十分だということなのか・・・。

朝の露天はこのうえなく気持ちがいい。
紅葉が始まろうとしている緑を見ながらのジャグジー。
私は大いに気に入った。

部屋に戻ると、今まさに係の女性が布団を上げ
朝食を準備しようしていた。
ちょっと待てぃ!
中目黒の友人が必死に彼女を押し留め
私たちはめでたく布団に寝転がることができた。
「朝風呂から戻ったら布団が片付けられていた」という
寂しい経験は誰にでもあるだろう。
・・・朝風呂のあとのゴロン。
これぞ究極の贅沢だ!
あ~!しあわせ♪

・・・それでもその「しあわせ」は長続きしなかった。
間もなくとってもおなかがすいてきたので
私たちは布団のぬくもりと決別することにした。
まさに健康そのもの「食欲の秋」である。

朝食中にやって来たのは支配人だ。
「支店長さんのお友達だそうで・・・」
という理由で、私たちはその朝できたばっかりの
「生ゆば」をそれぞれお土産にいただいた。
持つべきものは大手旅行会社支店長の友人だ♪

チェックアウト時間までのんびり過ごすと
最後にサービス券で「コーヒー」を飲み
「生ゆば」で重くなった荷物を持って
私たちは旅館をあとにした。

行きは路線バスで一気に上ってきた道のりだが
天気もいいし下りだからという単純な理由で
山道をバス停1個分下りたところにある
「滝」を目指し私たちは歩き出した。


さらにつづく。

「なんちゃってエステルーム」で首から上を
マッサージしてもらい45分間が終了した。
予想通り今回も肩こりの異常さを指摘されたため
その夜は「DSライト」を我慢した。
あとは食べて飲んで寝るだけだ。
こんな贅沢があるだろうか・・・。

夕飯は部屋食だったのでゆっくりと食べることができた。
季節のものをとても美味しく料理してあり
私は単純ながら幸せを実感した。
さらには大手旅行会社の支店長である友人が
私の誕生日と言うことで「差し入れ」をしてくれた。
「日本酒」と「お赤飯」である。

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モチロンこの「日本酒」はすべて中目黒の友人が担当したが
「お赤飯」だけは私もごちそうになった。
持つべきものは本当に優しい友人である。

食事の間に女将さんが部屋へ挨拶に来てくれた。
たまたまその時に「海老」を食べていた友人が
「海老の臭いが気になる」と女将さんに告げた。
料理の中に入っていた海老なのだが
かなり臭かったらしい。
モチロン女将さんの手によって
すぐにその料理は回収されていった。
その後もそのまま食事は続けられ
お祝いの日本酒も飲み干し私たちの夕食は終了した。

食事が終わるといよいよ「屋上露天風呂」だ。
私たちはさっそく新しいお風呂に出かけた。
さすがに真新しいだけあって脱衣所も木の香り。
さらに露天風呂は3つあり、1つはジャグジーだ。
星を見ながらのジャグジー♪
これが最高でなくて何だろう。

そこそこのぼせて部屋へ戻ると
「先ほどのお詫びに」といただいたフルーツを食べた。

イメージ 3

そして今回の私の悪夢と今後の対策について
議論が白熱するうちに夜は更けた。
私も友人たちに2日ほど早い誕生日を祝ってもらい
気分は十分老けていたので早々に寝ることにした。


まだまだつづく。

通された部屋は最上階の8階にあった。
部屋のすぐ前にある階段を上がれば
新しくできた「屋上露天風呂」だ。
サイコー♪

部屋に落ち着くとすぐに恒例の
「アロママッサージのコース検討会」が開かれた。
顔だけにするのか全身にするのか
足のマッサージはやるのかやらないのか・・・。
以前なら迷わず「全身!」と決断しただろうが
今回の私は事情が事情なので
「肩と頭部を含むフェイシャルコース」を選択した。
優しい中目黒の友人も私と同じコースを選んだ。

めでたく5時に2人一緒に予約を取れたので
その前にひと風呂浴びるべく私たちは出かけた。
浴衣のサイズは「S」!
これぞジャストサイズであり私のための浴衣だ。
引きずることも腰で折り返す必要もないその丈に
私は心から満足した。
やっぱり浴衣と言えばこの長さだ。

露天風呂は女性の利用が9時からになるため
私たちは「大浴場」に向かった。
こんなに早い時間から風呂に入る人はそうそういない。
「大浴場」は当然貸しきり状態だった。
私たちは緑に囲まれた露天ですっかり癒された。
さらにここは「タオルもバスタオルも使い放題」♪
なかなか嬉しい気の利いたサービスだ。

かなり長い時間を「大浴場」で過ごしたので
部屋に戻るとゆっくりする間もなく
エステの予約時間になった。
迎えに来てくれた係の人に案内され私たちは移動した。
つい先日オープンしたばかりのエステルームは
さぞかし素敵な部屋だろう。

けれど期待は裏切られる・・・。
予定が大幅に遅れ、新しいエステルームの完成は
来月にずれ込んだのだそうだ。
私たちは落胆しながらも、ベッドしかない
「なんちゃってエステルーム」に2人で並び
「肩と頭部を含むフェイシャルコース」を
45分間にわたって受けた。


まだつづく。

今回の温泉旅行は中目黒の友人と2人
これぞまさしく文字通り
「傷ついた心と身体を癒す旅」だった。

出発は月曜日のまっ昼間。
かなり余裕を見て乗車駅に到着したため
まだ私たちの乗る「踊り子号」の
乗車ホーム案内はされていなかった。
だからと言って表示が出るまで待つ私たちではない。
A型とは思えないアバウトさで
とりあえず前の電車のホームで待つことに決め
サッサとホームに向かうとベンチに腰を下ろした。

ところが「踊り子号」の到着時間が近づいても
ホームには旅行客の姿らしきものはない。
さすがに何かが違うと不安になったため再確認すると
やっぱりホームが違っていた。
危ない危ない!

とりあえず予定通りの電車に乗れたので
「湯河原」には無事到着した。
1時間強の「踊り子号」の旅はあっという間で
景色を楽しむ余裕もなくお弁当を食べ
話が盛り上がりかけたところで終了した。

チェックインにはまだ時間があったので
「湯河原」に詳しい中目黒の友人に連れられ
梅がきれいだという公園まで行ってみることにした。
梅が咲いていない今の季節には何があるのか・・・
私は聞いてみたかったが
そんなことは関係ないとばかりに
彼女は公園行きのバス停を目指していた。

けれど結局その公園行きのバスは本数が少なく
しかも次のバスまでの待ち時間がかなり長いことが判明。
他に公園に向かう手立てを探そうともせずに
私たちはあっさり公園観光を諦めると
迷うことなく旅館に直行することにした。
今回の目的は観光ではない。
温泉に入り美味しいものを食べ心から癒されるのだ!
そう確認し合った私たちは
さっそく「奥湯河原」行きのバスに乗り込んだ。

彼女は過去に何度もこの旅館に来ている。
それでもこのたび「露天風呂」が新しく完成したので
気分も新たにとても楽しみにしていた。
新しい露天風呂にオープンしたての「エステ」。
どんなに癒されることだろう。

2時の時報とともに私たちはチェックインした。


つづく。

今日は私の誕生日だった。
すでに「お祝い」という年ではないが
それでもやっぱり誕生日はいいものだ。

今日は朝からたくさんの友人知人が
「おめでとうメール」を贈ってくれた。
私なんかの誕生日を覚えてくれていたなんて・・・
それだけでも涙が出るほど嬉しい。
「ありがとうございます♪」

そのメールたちに励まされ、私は今日も面接に出かけた。
そう・・・誕生日だからと言って
今の私は浮かれていられる状況ではない。
今日は1時と4時に2社がその機会をくれた。
結果はどうであれ、感謝の気持ちでいっぱいだ。

ちなみにバイトを続けている息子は
「ピンク」の花束をプレゼントしてくれた。

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花はモチロンのこと、ラッピングもリボンも
すべてが「ピンク」なのはさすがである。

さらに娘は私の「DSライト」に貼る
ピンクの「キティちゃんシート」を買ってくれたらしい。
これまたさすがとしか言いようがない・・・。

昨日は亡くなった幼なじみの家に行き
お線香を上げてきた。
今週末には7回忌を迎えるのだ。
もうそんなになるのか・・・。
時の経つのがこんなに早いとは驚きだ。

私は彼のために石鹸で花を彫り
アレンジして持って行った。

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あれからおじさんはガックリきてしまい
今では足が弱くなり車椅子での生活になっている。
昨日はデイサービスの日で留守だったけれど
食欲もあり一時よりは元気を取り戻しているそうだ。
独身で1人息子であった彼を亡くしたことで
今は夫婦2人だけの生活になってしまっている。

その後、近所まで出て一緒に行った友人とともに
おばさんとランチをした。
おじさんのことを心配しなくていい
週に3回のデイサービスの時間が
おばさんにとっては貴重な時間なのだ。

実家が引っ越してしまってからは
なかなか近所まで出かける用事もないため
ついついご無沙汰してしまっていたが
もう少し頻繁におばさんたちの顔を見に行こうと
私は改めて思った。

昨日も「ハローワーク」へ行って来た。
前回プリントしてきた求人票から3社に応募を決め
「紹介状」を出してもらうためだ。

けれど残念なことに、すでに3社とも
採用者が決定していた。
仕方ない。
私はすぐに新しい求人の中から2社を選ぶと
応募を決め「紹介状」をもらった。

私が「ハローワーク」を利用するのは15年ぶりだ。
当時は「職安」と言っていた時代だった。
それも失業保険をもらうために通っただけで
本格的な職探しを目的に通うのは今回が初めてである。

正直、私の中の「ハローワーク」の印象は悪かった。
雰囲気はどこか暗く、カードの求人票をめくっては
自分の希望の仕事を探す・・・。
そんな地味なイメージしかなかったのだ。
だから前回もネットや新聞などだけで仕事を探し
「ハローワーク」という言葉さえ頭にはなかった。

そんな私が今回、やっぱり転職を考えている
友人の勧めで「ハローワーク」に足を運んでみた。
・・・驚いた。
フロアは明るく職員は感じがよく
仕事探しはすべてPCを使っての検索になっていた。
タッチパネルで条件を入れると
該当する求人が一覧表で表示される。
気に入った求人があればさらに詳しく
その会社の求人票を表示できプリントもできるのだ。
そして応募したい会社が見つかれば
その場で紹介状も出してもらえるというわけだ。
恐るべし!時代の変化。

友人の話では、一時期より求人は増えているらしい。
だからと言って喜べるわけでもない。
すでに年齢的な面からはかなり難しく
面接にまで進めることすらまずない。
それでもやらないことには始まらない。
とにかくめげずくじけず応募を続けるつもりだ。

今回、私は今までで最低の失敗をした。
この激動の半月間のできごとを
ただ単に「ついていなかった」で済ませることは
とても出来ない経験だった。

それでも今回、改めて感じたことがある。
私にはたくさんの温かい友人がいるということだ。

私の転職を自分のことのように喜び
祝福や応援のメールを寄せてくれた友人たちに
私は会社を辞めたその日にメールを送った。
怪しい会社だということで心配してくれていた友人たちに
無事に辞められたことを報告し
そしてそれぞれに感謝の気持ちを伝えた。

さっそく「明日会おう!」と誘ってくれた友人や
「温泉行こう!」と具体的に話を進めてくれた友人。
「お疲れさん会やるよ!」とメールをくれた友人もいる。
さらにはこのブログを読んで私に起きたことを知り
心配して慌ててメールをくれた友人もいた。
また、TV局を名乗った人物が自宅まで来た時には
職場が我が家に近い友人は、必要があれば
すぐに駆けつけてくれると言ってくれた。

そんなみんなの励ましのおかげで
実はかなり凹んでいた私も
何とか「前向き」になれつつある。
ホントに・・・感謝の気持ちでいっぱいだ。

言葉だけではとても表しきれないが
それでも私は言わずにいられない。
「ホントに・・・ありがとうございます」

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