つぶやきしーちゃん

2008年07月

本日をもって部長が定年退職する。
すでに65才から「2年だけ」という条件で
社長の要請を聞き入れ勤めてくれていた。
その期間が今月満了になったというわけだ。

社長はさらに「できれば70才まで・・・」
とお願いしたらしいが
ずっと奥さんと共稼ぎできた部長には
「2人が元気なうちに日本中を旅行したい」
という夢があり、さらには友人たちも
すべてリタイアしていることから
延長はやっぱり無理だと言うことになった。
理由が理由なだけに社長もそれ以上はお願いできず
納得せざるを得なかった。

私は去年の11月から9ヶ月お世話になったことになる。
部長のことを思えば笑顔で送り出したいとは思うが
それでもやっぱり寂しいことに変わりはない。
社長が当面部長の後任を置かないことに決めたので
これからは残ったメンバーで頑張ることになる。

そして今日は部長の送別会だ。
今回の会場は「叙々苑」。
この度ピロリ菌の除菌に成功し益々パワーアップした
銀座好きの社長が決めたのだから当然銀座にある。
これから先
私が銀座に詳しくなることだけは間違いない・・・。

最近、どうも目の調子が悪い。
コンタクトを入れていてもよく見えないのだ。
確か、春の健診の時にも
コンタクトを入れたままの状態で「0.4」だった。

そこで私は考えた。
ここでまた今までのようにコンタクトを作り直すか・・・
それともこの際、年齢的にも最後のチャンスになる
「レーシック手術」を思い切って受けるか・・・。
ちなみに前回手術を受け現在は超快適な毎日を送っている
Nちゃんからもらった「紹介券」の期限は8月末だ。

女は度胸!
私はすぐに検査の予約受付番号に電話した。
仕事の後では平日の検査最終受付時間に間に合わないため
8月23日の土曜日に予約を入れてもらった。
私の使っているハードのコンタクトの場合
検査の2週間前から外さなければならないそうで
8月9日から私はメガネ生活に入ることになる。

検査は3時間程度かかる大掛かりなものらしい。
それによって手術が可能かどうかを調べるわけだ。
とりあえずは行ってみなけりゃ分からない。
検査の結果や説明を聞いたあとでその後のことは考えよう。

同級生の男子に、この手術に興味のある友人が2人いる。
先日の同窓会の際にこの話が出たが
1人の彼は私が行く時に一緒に行くと言っていた。
自分1人で行くのは怖いそうだ。
一応検査の予約を入れた旨、彼らにはメールしたが
仕事中のこともあり今のところ返信はない。

何だかんだ言ってもやっぱり度胸は女の方があると見た。

イスに座ると、私はさっそく
輪ゴムで留めた携帯を出して言った。
「この電池パック不良品じゃないかと思うんだけど・・・。
膨脹しちゃってフタが閉まらなくなっちゃったのよね~」

店員は現物をロクに見もせずに言った。
「それは無料交換させていただきます。
リチウム電池はそうなることがよくあるんです」
聞けば「シャー○」の電池パックには
この手の症状が多く出ていると言う。
もともとリチウム電池というのは
過充電や充電しながらの使用などで膨脹しやすいらしい。

あまりに簡単に無料交換してもらえることになり
若干拍子抜けしてしまったが
それでも私は3,150円を払わずに済んだ。
彼女が打ち出した伝票には
「電池パック膨脹により無料交換」
と打たれており、私は確認のためサインした。

たかが3,000円。
されど3,000円♪
何だかとっても得した気分だ。

先週末あたりから
携帯のバッテリーの減りが異常に早い。
朝、フルに充電しても夜には突然切れる。
これはついに電池パックの寿命らしい。

この「812SH」を購入したのは去年の2月だ。
すでに1年半近くが経っているのだから
交換もやむを得ないだろう。

私は地元のソフトバンクに電話をし
さっそく電池パックの在庫を確認した。
幸い在庫があったので取り置きをお願いし
今日の帰りに受け取ることにした。

電話を終えると、最近携帯デビューした同僚が
「電池パックってどこに入ってるの?」
という素朴な質問をしたため
私はさっそく自分の携帯を開け披露することにした。
携帯を裏返してフタをスライドさせる・・・。
以前とは違って、いとも簡単にフタは開いた。
・・・イヤ。
正確に表現するなら「弾けた」。

飛び出た電池パックは膨脹していた・・・。
パンパンではないものの
真ん中が膨らんでいることは明らかだ。
私は怖くなった。
爆発することはないだろうか。
とりあえず彼女に披露した後
フタを閉めるべく努力したがそれはなかなか難しく
やっとのことで押し込んだがその部分は変形して見える。

ネットで調べるとこの電池パックは
こうした不良品が数多く出ているようで
フタの閉まらないものは「無料交換対象」らしい。
私は無理やり閉めたフタを再び開けると
わざと「輪ゴム」で留めた。

何が何でも「無料交換」してもらおう。
3,150円とタダではあまりに大きな差ではないか。
頑張れ!しーちゃん!!

今朝のひまわりたち。

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確実に大きくなっているけれど
かなり葉っぱの虫食いが気になる感じ・・・。
残念ながら蕾はまだ。

こちらはベランダのプランター。

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すでにこの朝顔の花は4つ目。
手前のプランターの左側に出ている2つの葉は
種から蒔いた「松葉ボタン」。
なぜか今頃になってこの2つだけが生長中。
それ以外の思いっきり元気な葉は
ハーブの「レモンバーム」。
しばらく種を蒔いた記憶がないけれど
何年か前の種で未だに出て来ている。
せっかくなので「ハーブティー」でも飲んでみようかな。

今日は同じ沿線にある大手旅行会社に出かけた。
同級生である支店長の「Kん」のところだ。

この季節、日差しを避け
外出は午前中か夕方と決めている私は
開店後まもなく支店長室へ押しかけた。
今月末で退職する旅行好きの部長へのお餞別にと
お願いしてあった旅行券を受け取りに行ったのだ。

夏の間の制服である「アロハシャツ」を着た彼は
私より十分リゾートな雰囲気に包まれていた。
「暑苦しいスーツ姿よりよっぽどいいね」
と私は素直な感想を述べたが
実はKんのアロハだけは自前だったらしい。
さっそく今年用にと自分で購入した3枚のシャツを
ロッカーから出し見せてくれた。
「経費節減は支店長から」と言うことらしい。
さすが大手旅行会社である。

そちらの用事が済むと今度は友人とお茶するために
私は駅構内の喫茶店へ向かった。
ところがここで私は悲惨な目に遭うことになる・・・。

今日の私のファッションは「近所までモード」だった。
いつものようにデニムスタイルは変わらないのだが
このデニムも季節に合わせて一応丈が短くなっている。
今日のパンツは足首から5センチ程度上までの長さだった。
私は「なま足」が嫌いでサンダルも素足に履かない人だ。
会社に行く場合は当然ショート丈のストッキングを穿く。
ところが今日は「近所モード」。
会社には履いて行かない「キティちゃん厚底サンダル」を
何と!軽い気持ちでなま足で履いたのである。

席に座って間もなく、私は足に違和感を感じた。
ちょうど「なま足」の部分が痒いのだ。
え!?まさか蚊??
何度も確認するがヤツの存在はない。
けれど最初は左だけだった痒みを右にも感じるようになり
これは間違いないだろうと見ると合計5ヶ所がプックリ。
すでに腫れも痒みもピークに達していた。
ちなみに一緒にいる彼女もしっかり「なま足」だったが
彼女には全く被害がない。
あまりの腫れ上がり具合に驚いた彼女は
何かないかとバッグを探してくれたが
バンドエイド以外のものは発見できなかった。

当然だが私のバッグの中身も「近所モード」だ。
いつもなら必ず入っている「虫除け」も「メンタム」もない。
これはこのままピークが過ぎるのを待つしかないだろう。

けれど腫れは周囲に「赤み」を伴い
これでもかとばかりにその範囲を拡大して行った。
友人は言った。
「どっかに出かけてブヨにでも刺されたみたいだね」
全くである。
まさか改札横の喫茶店でお茶してただけなどど
この足を見た人のどれだけが信じるだろうか。
私はその悲惨な足のまま
その後「本屋」と「パン屋」に寄り
再び人目のある電車に乗って帰宅した・・・。

これからは「夏のお出かけ3点セット」に
「虫除け」と「虫刺され用ぬり薬」をプラスし
「5点セット」に変更することにする。
そしてそれは「仕事モード」「近所モード」に関係なく
持ち歩くことにする。

その昔私は「丘サーファーガール」だった。
梅雨も明けぬうちから毎週茅ケ崎へ通い
強い日差しの下1日中海にいたものだ。
前も後ろも分からないほど夏の間は真っ黒で
「夏は黒くなきゃね!」を「地」で行っていた。
当然アイシャドウはブルー!
口紅はパールピンクに決まっていて
サーファーだったイトコの影響もあり
「ムスク」の香りを愛用していた。
あの頃の私は常に日差しを求めていた。

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ちなみにこの写真の私は今より10キロはデブだ。

あれから30年・・・。
私は今、ひたすら日差しを避けている。
踏切を待つ時も、信号を待つ時間も
ただただ日陰を追い求めている。
外出時には「夏の3点セット」を忘れないその姿に
若かりし私の面影はない。
もはや夏は私にとって「ゆううつ」な季節なのだ。

以前も書いたが最近は更年期のせいか
やたらめったら顔から上に汗をかく。
髪などはまるでシャワーでも浴びたかのような状態である。
さらにはあの頃の「つけ」も回ってきて
背中は人には見せられないほどの「シミ」だらけ。
今や私の選ぶ服に首の後ろが広く開いたものはない・・・。
そのうち顔のあちこちにも「シミ」が出てくるに違いない。

こうして「夏大好き少女」は「汗かきおばさん」になった。
時の流れとは何と残酷なのだろう・・・。

私のお気に入りのカップ&ソーサー。
ウェッジウッドの「ユーランダーパウダー」のピンク。

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ブルー、ルビー、ターコイズは見かけるが
このピンクは珍しい。
ちょうどドイツに駐在していた間に
ロンドンの三越が限定で販売したものだ。

当時は気張ってドイツ駐在土産にと
数多くのブランドのカップ&ソーサーを購入してきたが
今では日本でもこれらの食器が手ごろな値段で購入でき
あまり意味がなくなってしまっている。

それでもこれは私にとって宝物だ。
大きな地震が来ても大丈夫なように
揺れても絶対に倒れない飾棚に入れてはあるが
それでもいざという時には
身を呈してでも守るつもりでいる。

最近の私の「夏の必需品」。
まずは「日傘」と「扇子」。

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「日傘」は通販で買ったもので
この傘の下では「木陰の涼しさ」になるというもの。
紫外線カット率が100%に近く
それが本当ならなかなかの優れものだ。
雨天兼用なので毎年この季節は大いに活躍する。

この「扇子」は何十年も前のもので
千代紙で作られた私らしくない「和」ものだ。
去年まで使っていたピンクの花柄のカワイイ扇子が
さすがにボロボロになったため
忘れ去られていたこの扇子の出番がやって来た。
本当は「ピンクのキティちゃん扇子」
などというものがあればいいのだが
コンビニで見た「キティちゃん扇子」は紫だった。
お気に入りが見つかるまではとりあえずこれで我慢!
早い話、風が来ればいいのだ。

そしてそして普段水分をほとんど取らない私だが
ここのとこの大汗かきでは熱中症になりかねない。
マメな水分補給を心がけ、持ち歩くことにした。

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友人のfunkyから無理矢理もらったキティちゃんである。
ちゃんと内側には銀紙(?)が貼ってあり
多少の保冷、保温になるようだ。

私は暑い夏をこの3点セット+
キティちゃんのタオルハンカチで何とか乗り切るつもりだ。
「ガンバ!!」

私の「ピロリ菌」の除菌は順調に進んでいる。
始めた頃は緩くなったおなかも今は問題なく
多少口に苦味が感じられる程度だ。

そんな中、ビックリする出来事があった。
金曜日の夕方のことだ。
社長がどこかへ電話をかけたと思ったら
「ピロリ菌の検査はこれからでも大丈夫ですか?」
と訊いている。
どうやら病院にかけているようだ。

訊いてみると、社長もつい先月
「ピロリ菌」の除菌を終えたそうだ。
1週間薬を飲み続けたが、私のように多量ではなく
副作用も全くなかったそうだ。
これから「呼気検査」を受けに行くと言う。

ただ除菌後、社長は「胸焼け」を感じるようになったそうだ。
これは「逆流性食道炎」で、除菌により胃の炎症が治まり
胃酸の分泌が正常になることで起こる現象で
体質的に胃と食道のつなぎ目が緩い人に現れるらしい。
モチロン、胃が本来の機能になったと言うことなのだが
この「逆流性食道炎」は元々の体質によるものなので
根治は難しいそうだ。
症状がひどい場合には胃酸を抑える薬を飲むしかないらしい。

私にも除菌後、この症状が出るのだろうか・・・。
何だかちょっぴり不安がよぎった。

いくらかなりの人が「ピロリ菌」を持っているとは言っても
こんな近くに同じような仲間がいたなんてビックリだ。
めでたく私と社長は「ピロ友」になったわけである。

今朝のひまわりたち。
ここのところ1週間の生長がとても早い。

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いよいよ夏も本番。
花が咲くのが楽しみだ。

残念ながら新しく蒔いた種はまだ芽が出ず
脇の花壇に移した背の低いひまわりたちも元気なし。

ついにこの日がやって来た。
私のPC復活の日だ。

今日も彼はやって来た。
修理担当のちょっとロン毛の彼である。
今日でここへ来ることもないと確信している彼は
気のせいか、足取りも軽かった。
4回も通えば無理もないだろう。
気持ちは分からないではない。

そしてついに新しいケーブルがついた。
今度こそ本来あるべき正しいPCの復活だ。
たかがPCの修理で
こんなに喜ばれるとは修理担当の彼も満足だろう。

長かった私のPCとの戦いは
本日をもって今度こそ完結した。

「バンザ~イ!!」

「ピロリ菌」の除菌にあたりネットで情報を集めた。
それによると、必ずしも除菌が必要ではないが
それでも胃潰瘍等のリスクが高くなることを考えれば
早いうちに除菌するに越したことはないらしい。

除菌で使う薬の副作用は割合にすると30%程度で
そのほとんどは軽度の症状のようだ。
最も多いのは「軟便」や「下痢」で
口の中が苦く感じる「味覚異常」や「発疹」もあるらしい。

実際に飲む薬の量は半端ではなく
私の場合は「胃酸の分泌を少なくする薬」が1錠。
「抗生物質」が2種類で、錠剤が2錠にカプセルが3錠。
ほとんど「抗生物質の大安売り」状態である。
そしてさらに「整腸剤」が1錠、合計で7錠!
これを1日2回、朝晩に服用する。
(整腸剤だけは1日3回)・・・ややこしい。
途中でやめると効果がないため
除菌の1週間は何が何でも飲み続けねばならない。
この1週間で飲む薬は全部で105錠!!
何だか一生分の薬を飲み尽くした気分・・・。

そして除菌終了後、2ヶ月が経過したら
この除菌が成功したかどうかを確認するために
吐いた息で調べる「尿素呼気試験」を受ける。
70~90%の人が1回で除菌できるそうだ。
ぜひ私の除菌も今回で終わりとしたいところだ。

そして私はついにその「除菌」を始めた。
今日で3日目になる。
心配していた副作用は思ったほどでもなく順調だ。
「抗生物質」を1錠飲むだけで
かなりおなかが緩くなる私だけに
その5倍の量は恐怖以外の何物でもなかったが
それでも今のところはトイレにこもることもなく
普通に生活を続けられている。

幸い明日からは3連休。
家でおとなしく「除菌」に励むことにする。

電源部分の交換部品が入ったということで
午後、修理担当の彼から電話が入り
それから30分後、彼がやってきた。
すでに勝手知ったる事務所である。

「今度こそ!」
作業を始める彼の背中が語っていた。
今日もいつものように手際がいい。
間もなく部品を交換し終えると勝負の時はやってきた。
PCの電源を入れる。
・・・彼の表情に笑顔はなかった。
またしても「DVDドライブ」は拒否されたのである。
もはや彼に打つ手はなかった。

携帯を取り出すと彼は会社に連絡を取り
これまでの経緯を話すと作戦会議に入った。
そして結論は出た。
「残る可能性はケーブルだ」
電話を終えると彼は
「ケーブルを持って再度出直して来ます」
と帰り支度を始めた。
いよいよそれが最後の手段だそうだ。

そこで私は提案した。
そのケーブル交換が有効かどうかを知るために
まずは一緒に購入した同僚の
PCケーブルと交換してみてはどうか・・・。
それでもダメならわざわざ来てもらう必要もないわけだ。

さっそく同僚のPCから、そのケーブルが外された。
そしてそれを私のPCにつないでみる。
基盤(マザーボード)と「DVDドライブ」をつなぐ線だ。
間もなく私のPCは「正常に」起動した。
「DVDドライブ」もちゃんと仲間に入っている。
原因判明~!!
何てことのないピンク色をした15センチ程度のケーブル。
犯人はこいつだったのだ。

さすがに今度は彼にも笑顔が見えた。
長かった戦いに終わりが見えたのである。
彼は同僚のケーブルを元通りに戻すと
「犯人のケーブル」を自分のバッグに回収した。
断線だけであればこういう不思議な症状は出ないことから
このケーブルは中で
変に他と接触していることが考えられるらしい。
今後の研究資料としてはなかなか貴重なものになるだろう。

とにかく原因は判明したが
彼は再度このケーブルが入り次第またやって来る。
かなりロン毛の彼だけに、暑い中ご苦労なことである。

今回のサンリオの株主優待品。
スポーツタオルだ。

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すでに「運動」とは全く縁がない私なので
残念ながらこのタオルを
スポーツで使用することはないだろう。

けれどこのタオルはこの夏
家で常に私の首にかかるはずだ。
更年期で異常に汗をかくようになった
顔や頭の「汗ふきタオル」として・・・。

大好きなキティちゃんが汗臭くなるのは
何とも気になるところだが
スポーツタオルとはそういう運命だろう。

予定通り、修理担当の彼はやって来た。
私のPCを今度こそ直すために・・・。

今回彼が目をつけたのは本体の中の「基盤」だ。
再び「DVDドライブ」を認識しなくなったならば
まずは「基盤」を交換してみるしかない。
彼は自分なりにそう結論付けてきたようで
迷うことなく「基盤」を外し始めた。
さっそく細かいネジや部品を手際よく外し分解していく。
今回は私も席を外すことなく隣でしっかり見守った。

瞬く間に私のPCの「基盤」は外され
彼の持参した新しい「基盤」へと交換された。
今度こそ一件落着か・・・。

電源を入れる。
・・・残念ながら「DVDドライブ」に反応はない。
かわいそうに。
新しい「基盤」にまで拒絶された「DVDドライブ」。
何とミジメな人生だろう・・・。

修理担当の彼が言った。
「こうなると考えられるのはあと1つだけですね。
電気関係の基盤の不具合だと思います」
え?まだ「基盤」があるの??
・・・つまり、コンセントから流れてくる電流を
PCの中で振り分ける仕事をしている「基盤」があり
それがうまく仕事をしていないということらしい。
本来「DVDドライブ」に割り当てるべき
十分な量の電流が流れていないのではないか・・・。
これが彼の出した結論だ。

もともとこういう現象は例がないらしく
彼としても手探りで修理をしている状態らしい。
今日は「基盤交換で解決!」というつもりでいたため
残念ながらそっちの交換部品は持ってきていない。
彼はまたまた出直すことになった。
1度交換した「基盤」をまたしても手際よく
元のものに付け替えると彼はさみしく帰って行った。

今回出張料はかからない。
当たり前だ・・・。

今朝、私はいつものようにPCを立ち上げた。
もしかしたら直っているのではないかという
わずかな期待を胸にして・・・。

今日のPCはとりあえず素直だった。
立ち上げもスムーズで順調に動いた。
3分経過した。
フリーズした。
やっぱりダメだ。
私は電源をブチっと落とすとため息をついた。
今日は1日PCナシか・・・。

それでも私は「さそり座」の女。
しばらく放っておいたあと再び電源を入れた。
驚いたことに思ったより素直に立ち上がったPCは
その後もフリーズすることなく動いている。
何で??

理由はすぐに判明した。
見ればDVDドライブの緑のランプは点滅し続け
「マイコンピュータ」の中にも
先日めでたく復活したはずの
「DVDドライブ」のアイコンがない!
彼を「異物」とみなしたPCが排除したのだろう。
そこまで「DVDドライブ」が嫌われていたとは・・・。
何だか私はこの「DVDドライブ」が気の毒になってきた。
頑張れ!「DVDドライブ」!!

嫌いな奴を追い出したPCは快適そのものだ。
もはやフリーズしなくてはならない理由はない。

・・・私はPCに「人生」を見た。

先週の「DVDドライブ交換」をもって
完結したと思われた私のビスタのトラブルだが
やっぱり甘かった・・・。

修理後の動作に問題がなかったのは交換当日の午後。
さらに翌水曜日と木曜日は終日。
そして金曜日の午前中までだった。
ちょうど3日しかもたなかったことになる。

そして金曜日の午後、突然フリーズが始まった。
強制終了もできず、電源をブチっと切る。
立ち上げなおして30分。
またしてもフリーズ。
立ち上げ直すたびにフリーズまでの時間が短くなり
それを5回ほど繰り返したあと
私のビスタは立ち上がらなくなった。
電源を入れるとN○Cのロゴが出るだけで
その後は画面が真っ黒になったままウンでもスンでもない。
いよいよダメだ・・・。

しょせんこれはもともと不具合のあったPCだ。
いくら手を加えようと「ハズレ」は「ハズレ」。
これを再度、どう修理するかは知らないが
ここまで来たら全く新しいものと交換してほしい。
まだ購入してたったの5ヶ月だ。
あれもこれも交換というのは気分が悪い。

明日、前回と同じ修理担当者が来ることになっている。
今度こそ何が何でも完結としてもらいたい。

この春の健康診断のバリウム撮影の結果
胃の中ほどに「ヒダの乱れ」があるということで
「要精密検査」になったことは前に書いた。

自慢ではないが私には「胃カメラ」の経験がない。
私の再検査を知った社内の人たちは
今がチャンスとばかりに「怖いよ~」「大変だよ~」
と私を脅した。
別にそれにビビったわけでも何でもないが
初心者の私としては、やはり口から入れるカメラより
できることなら鼻からのカメラで検査をしたいと思い
近所の医者を探すことにした。
そして同じ沿線にある医院を見つけると予約を入れ
今日の午前中に無事検査を終えた。

検査は思ったよりも簡単だった。
検査前に胃の表面を綺麗にするという液状の薬を飲み
選ばれた右側の鼻からドロっとした麻酔薬を入れる。
その後細いものから太いものへと3本の管を鼻に挿し
カメラが通りやすくなるようにする。
そしていよいよ検査だ。
すでに麻酔でノドが腫れているような感じで
何となく呼吸がしにくい気がする。
多少の不安はあったものの
それでもカメラがノド元を通過する時に
1度だけ「オエッ」となった後はスムーズだった。
心配していた呼吸も問題なくでき
検査そのものは5分程度で終了した。

指摘された箇所に「ヒダの乱れ」はなく
私の胃の中は綺麗なものだった。
ただ・・・予想もしていなかったヤツがいた。
「ピロリ菌」である。
そのための胃炎の症状が見られるそうだ。
私の年代ではヤツは80%の人にいるらしいが
このまま居座ってもらっては困る。
私は「除菌」することにした。

さらには健康診断の結果を見た先生から
「コレステロール」が高すぎる点を指摘され
それから延々30分、栄養指導を受ける羽目になった。
まずは食生活の改善から・・・。
私自身、十分身に沁みて分かっていることだ。
やはり今の生活を変えるしか改善の道はないだろう。

とにかく私の「除菌」は開始される。
この薬の量がハンパでなくものすごい。
1回に7錠、朝晩しっかり1週間飲み続けるのである。
かなりの量の抗生物質を飲むため
便秘や下痢、味覚の異常などが出るらしい。
それでも仕方ない。
何とか今回の服薬で「ピロリ菌」がいなくなることを祈り
頑張ってみることにする。

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