つぶやきしーちゃん

カテゴリ: PC物語

光が開通したことで家でもPCが使えるようになった。
電話線口が2階にあったことから、現在PCは
とりあえずリビングのテーブル上に置かれている。
 
今や私のPCとなったのは
会社で使っていた19型のデスクトップである。
これまでのノートと違い、当たり前だが場所をとる。
それでも当面ほかに置き場はない。
 
ところがいざ置いてみると
裸のままと言うのがやたらと引っかかった。
事務所で使うならともかく、家なんだから
やっぱりカバーがあった方がいいよねぇ・・・。
うん、そうだそうだ!作ろ~っと♪
1人でいると、自分で言ったことに自分で答える毎日。
 
さっそく押し入れに入りこみ、生地を探す。
これがカバーとなると何気に大きく
それだけのサイズの生地はたった1つだけだった。
その昔、任天堂DSライトのケースを手作りした際
けろけろけろっぴの裏地として使った緑のキルティングだ。
とりあえず汚れ避けになれば何でもいいや。
 
納戸からミシンを引っ張り出し
裁縫箱と生地を抱えてリビングへ下りると
私はいつものようにアバウトな裁縫を始めた。
まずは四方にほつれ止めのステッチをかける。
ところが、このミシンがまたイマイチで
今思えば詐欺られ買わされたようなものだが
めちゃめちゃ高かったくせにやたらと不調である。
ちゃんと針も糸も合っているのに
途中で何度も糸が切れるわ、目は跳ぶわ
下糸は引っかかるわ、最後にゃ針まで折れ
ミシンが人間ならグーでぶちたいとこだ。
 
結局、最初から最後までミシンとケンカしながら
それでも何とかPCカバーを完成させた。
何てことの無い、縫い合わせただけの代物である。
 
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これは後ろ。
 
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ちゃんとPCの足が出るようにカットしてみた。
 
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そしてこれが前。
何もないと寂しいので、ベティちゃん着けてみた~♪
やだぁ~!いいじゃん!!

「電話料金が安くなります」
と、かかってくる電話を1日に何本とるだろうか。
私がとれば必要ないとサッサと切ってしまうのだが
ある時、その電話が社長にまで繋がってしまった。
 
優柔不断を絵に描いたような社長ゆえ
気づいた時には
「話を聞くだけですよ」
と言いながら会う約束を取り付けさせられていた。
 
優柔不断が営業マンに勝てるわけもナシ。
思った通り、契約することになったようだ。
「切り替えに一切お金はかからないって言うし
メールもちゃんと再設定してくれるって言うんだよね」
来客が帰ると社長は私のところに来て言った。
「今どきタダなんてあるわけないじゃないですか。
よ~く確認して下さいね」
私はキツく言った。
 
そして昨日、再び訪れたニキビ満開の営業マンは
さっそく各PCを回り、メールの設定を直し始めた。
実は会社のPCにも私の名前のメアドが一応ある。
全く使っていないので何でもいいと私は言ったが
「ついでだから今の名前に訂正してもらおう」
と社長は言った。
 
そして順番が来て
ニキビが私のメールのアカウントを直し始めた。
私はしっかり彼の作業を見守った。
次から次に画面を変え、手際良く作業を終えた彼は
新しいアドレスにテストメールを送信した。
 
私が見たところ、それはなかなかうまくいかず
3回送ったメールのうち受信したのは1回だけ。
それもよく見りゃアウトルックからの自動送信メールで
送ったテストメールではない。
なのにニキビは言った。
「設定終わりました。今から使えます」
 
んなわけないじゃん!
私はすぐに自分宛てのテストメールを送信してみた。
やっぱり・・・。
送信はされているものの受信が全くできていない。
3回送った3回とも送信メールは行方不明である。
私は後ろの席のPCをいじっているニキビに言った。
「終わったらもう1度みてもらえます?
ちゃんと設定されてないみたいですけどっ」
 
その後、焦ったニキビは何度も設定し直し言った。
「たぶん送ったメールは
サーバーに溜まっていると思うんですけど・・・
自分には分からないので担当部署に確認してみます」
 
それから社長と共に
管理室のPCを設定しに行ったニキビは
あろうことかそのまま帰った。
私の設定をやりかけ、中途半端なままである。
ウソでしょ。
 
社長に訊けば
どうやらニキビは近いうちにまた来ると言ったらしい。
それまで私のメールは受信ができないままだ。
 
それにしても電話料金が安くなる上に
こんなに何回も来てくれてその全てがタダとは・・・
ボランティアとしか思えない会社である。

実はPCが不調である。
 
もともと自宅のノートPCが不調であることは書いた。
電源を入れてからヤフーに繋がるまで
何と!30分から1時間が普通にかかるのである。
そのため私のブログ更新は自宅のPCからはできない。
けれど、今回不調なのはこの会社のPCである。
 
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どうも私は機械にハズレる。
前回のビスタに至っては
購入してから3ヶ月でDVDドライブに異常が出た。
N○Cの修理担当者も首をひねる原因不明の現象で
結局ロン毛の彼は、夏の暑いさなかを4回通って来た。
 
今回、購入してまだ1年10ヶ月だというのに
このPCからは異音がする。
ファンが何かに触っているのか、引っかかるのか・・・
かなり大きなモーター音がするのである。
カタカタと言うような、カランカランと言うような音だ。
モチロン、一緒に購入した他の3台に異常は無く
この症状が出ているのは私の使うPCだけなのだ。
つまりはまたハズレ。
 
これは単にカスタマイズし過ぎだとか
使い過ぎだとかの問題ではないだろう。
いくら電化製品には当たりハズレがあると言っても
さすがに私が入社してから購入した
PC2台の両方に不具合があるってどうなの?
 
そんな中、今回の修理はスムーズにやって来た。
一昨日電話して今日の午後、まさに今終わったとこだ。
やはりファンの交換のみで異音は消えた。
私は言った。
「結局ファンの不具合ですよね?
買ってまだ2年も経たないのにそんなに壊れるもんですか?」
「一緒に買った3台は何でもないのに
このPCだけこんな音が出たってことは
最初からハズレってことですよね~」
 
修理報告書を私に差し出しながら担当者は言った。
「ホントは工賃がもっとかかるんですけど
今お話がありましたので安くさせてもらいました」
見れば請求金額の合計は22,050円とある。
確かに私が昨日の段階で聞いた見積もりは
出張費込みで38,400円だった。
別にそんなつもりで言ったわけではないが
気がつけば、かなりオバサンぽかったかも・・・。
でもラッキーだからよしってことで♪
 
こうして今回の不具合は早期に解決した。
修理担当者は群馬のサービスセンターからやって来た
愛想もないけど気も弱いオジサンであった。

社長が・・・もとい。
社長だけが待ちに待った「ウィンドウズ7」がやって来た。
昨日の午後のことである。

前日、社長はこの場所を空けるため
以前のXP2台を始めプリンター等、諸々を移動した。
ただ1人黙々と、大汗を拭き拭き
ブカブカの靴をカポカポ言わせながらの作業であった。

移動先でこれらのPCたちが使われるのはあと1回。
会計ソフトのデータを移す作業時だけである。
「その後はもう使わないんですよね?」
私が訊くと、社長は
「うん。でも6月まではリースが残ってるから
それまではこのまま置いておくから」
と答えた。

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コレが昨日入ったPCたちである。
社長曰く、画面は横長のワイドタイプだそうだ。
ちなみに1番左は2台の7専用の新品プリンター。
なぜにわざわざ専用のものが必要なのかは分からない。
私が見るに、大きさ的にも機能的にも
以前のプリンターと何ら変わりはない。

社長はこのプリンターの2色の配色を見て
「何で2色なのかな。パンダみたいだよね~」
と同意を求めたが、そのツボが私には分からなかった。
パンダのイメージは白と黒。
どう見てもこのプリンターをパンダと見ることは
発想の乏しい私にはできない。
 
では、この度購入したこの7たちは何に使うのか。
ズバリ!「会計ソフト専用」である。
つまり日々の伝票を入力したり、集計したり、分析したり
あとは給与の支払い関係に使うのみなのである。
それらは当然ネットに繋ぐ必要はなく、それだけに
前から私が声を大にして何度も言ったように
7である必要もワイド画面の意味も全く無いのである。

それでも社長は大満足だった。
社長にとっては
「事務所に7がある」ことにこそ意義があるのだ。
「何となく動きが早い気がするよ♪」
社長は満足気に言ったが
会計ソフトの立ち上げが多少遅かったところで
私たちの仕事に何ら支障はない。

私のデスクにある現在のPCが設置されたのは
おととしの年末だった。
それまで使っていたPCが壊れたわけでもなく
しかも間もなく「7」が出ると分かっている段階で
社長はなぜか「ビスタ」を4台も購入したのである。
それについてはすでに詳しい記事を書いたが
その際の以前のXPを無駄に設置した話
を覚えているだろうか・・・。

実はこの不景気の中、社長の悪い癖が出た。
事務所にある会計ソフトしか入れていないPCと
そのPCの印刷専用のプリンターを
この度買い換えると言うのである。
あ~~~まただよ。
ちなみに私たちは今のもので何1つ不自由はない。

すでにサッサと契約を済ませた社長が嬉しそうに言った。
「新しいPCとプリンターは中旬に届くから。
今度のはウィンドウズ7だからね」
伝票の入力にしか使わないネットに繋いでいないPCが
7である意味はどこにもない。
「伝票入力しかしなければ全く関係ないと思いますよ」
私は冷たく言った。

社長の考えはこうだ。
今あるPCは移動し、新しいものをその場所に設置する。
けれど今のPCの移動先にと考えている場所には
すでに前回、捨てればいいものを捨てずに
使いもしないのに設置した無駄なXPが置いてある。
つまりそのXPを
どこかへやらなければ移動はできないのである。
ほ~らね。
だから不用なXPはサッサと処分すればよかったのだ。

そこであの時
そのXPを欲しがった職場の男性が手を上げた。
社長は男性の申し出を快諾した。
今となっては捨てるしかないXPを
引き取ってくれると言うのだから断る理由はないだろう。

社長の気が変わらないうちに
男性は荷造りを開始することにした。
「まずは段ボールが必要だな」
男性は私に聞こえるように言った。
「地下の倉庫にとってあるんじゃないですか?」
私は言った。
その時にも書いたが社長は決して空き箱を捨てないのだ。
すると社長が言った。
「いや、その箱はとってなかったんだよね」
とても後悔している口ぶりである。

「だったらこないだのビスタの箱を使って
送ってみたらどうですか?」
私は提案した。
するとすかさず社長が言った。
「でもそうすると、あとでその箱を
また持ってきてもらわなくちゃならないんだよね」
・・・へ??何だって???
「その箱はビスタのだからまた使うから」
もはや社長の言っていることは私には理解不能である。
「え?何に使うんですか??」
「捨てる時にその箱に入れて捨てるんだよね」
・・・沈黙。

納得できない私は食い下がった。
「普通、PCを処分する時はそのまま捨てますよね?」
「ん~~箱に入れて出す場合もあるんだよね」
はぁ?そんな話、聞いたことがない。
そもそも箱がなければ処分できないのなら
捨てられずに困っている人は山ほどいるに違いない。
もはや何を言っても無駄である。

結局、男性はどこからか持って来た箱で荷造りを開始した。
あとから宅急便会社には「パソコン宅急便」という
箱まで用意してくれるサービスがあると知ったのだが
とりあえずは見繕った段ボール箱にうまく収め発送した。

使っていないXPは事務所に全部で3台ある。
今回男性が1台を引き取り、残りは2台。
私の隣に座る女性が1台を欲しがったので私は言った。
「今すぐ必要じゃないんだから
何も今慌ててXPを引き取ることなんかないよ。
どうせしばらくしたら絶対にビスタがいらなくなるんだから
それまで待つ方が正解だよ!」

結局、彼女が持って帰らないXPは処分することに決定。
残る1台はどうなったかと言えば
「大事なデータが入ってるからまだ置いておく」そうだ。
「データを移して一緒に処分すればいいじゃないですか」
喉まで出かかった言葉を私は飲み込んだ。
もう好きにして・・・。

インフルエンザの感染を疑われ
タミフルを飲まされたものの
結局のところ罹ったかどうかも不明のまま
今日も元気な私である。

私は全てのブログの更新を会社のPCを借りてしている。
家にもノートPCがあるのだが
実はこのPCを開けるとストレスが溜まるのである。
何事もパッパとテンポ良く片付けたい私に対し
このPCは電源を入れてヤフーに繋ぐまでに
何と!30分以上もかかるのである。

起動の段階で何度も何度もフリーズを繰り返すので
待っていれば始まる前からイライラの塊と化してしまう。
その結果、このPCはほとんど使われず
やむなく使用する場合は電源を入れ
立ち上がるまでの間に他のことをすることにしている。

原因は明らかだ。
Cドライブに空きがほとんどないのである。
そのためこのメッセージがうるさいほど度々現れる。
さらにブログを更新しようものなら
記事を投稿するまでに何時間かかるか
分かったものではない。

PCや携帯電話は私たち家族がドイツにいた4年の間に
驚くほど目覚ましく普及した。
98年に帰国した時、私はPCが何かも知らなかった。
当時、産休のアルバイトで以前勤めていた会社に出社し
みんなのデスクの上に1台ずつあるPCを見て
「これがPCなんだ・・・」
と思ったものである。
当時の上司が「こんなことができるよ」と
ワードやエクセルを画面で操作してくれた時も
私はただただ驚きの眼で見ているだけだった。
その後は分からないことは本屋で立ち読みして調べ
仕事で実践していく中で全くの自己流ながらここまで来た。

それでもドライブだメモリーだとなると訳が分からない。
このPCの呆れた状態も
当初はメモリーが足りないのだとばかり思い込み
とりあえず家電量販店に行くと店員を捉まえた。
そして我が家のアホPC事情を説明し
解決策のアドバイスをもらうことにした。

ところが話をするうち原因はドライブの容量不足だと判明。
すでに私にできるディスクのクリーンアップや
ドキュメントファイルなどはDへ移動済だと言うと
方法は2つしかないと言われた。
外付けのHDDを購入しそちらへデータを移すか
思い切って新しいPCに買い換えるかだ。
私は再度Cドライブを検討し直してみることにした。

PCに詳しい同級生にも相談に乗ってもらいながら
何が圧迫の原因かを考えてみる。
1番怪しいのは息子がダウンロードしまくった曲たちだ。
それらがCに保存されていればきっとそれが原因だ。
ところがそれらはちゃんとDドライブに保存されていた。
何だ・・・ガッカリ。
こうなると不用なソフトを削除するしかないだろう。

結局、最近使っていない年賀状ソフトを削除し
「仮想メモリ」をDドライブに移動してみた。
その結果がコレだ。

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やるじゃ~ん!私♪

昨日の午後いっぱいをかけ年末の忙しい中
「事務所のPC移動大作戦」が行われた。

このたび新しく購入したN○Cの
「2008年秋冬モデル」4台は
私たち女性3人のデスク+社長室のデスクへ設置。

それに伴い、私ともう1人の女性の
10ヶ月しか使っていない「中古のPC」は
男性のデスク+事務所の社長のデスクへ。

その結果出た3台の「古いPC」は
廃棄するのかと思いきや、社長の突然の思いつきで
空いてるデスクに設置するというありえない展開となった。
これには設置のために来てくれた関連会社の3人も
思いっきり目がテンになっていた。
「聞いてなかったんですけど・・・」
彼らは私の横でつぶやいた。

この社長の思いつきのおかげで
「古いPC」を貰って帰りたいと言っていた社員たちは
「早く言わないからだよ~」
と責任をなすりつけ合う結果となった。

けれど私たちには1人1台、社長には2台・・・
それぞれにPCがある。
空いているデスクに3台のPCを設置したところで
誰がそれを使うと言うのだろう。
これを無駄と言わずして何と言う。
私はつくづく呆れちまった・・・。

とにかく私のPC・・・もとい。
「みんなの」PCが新しくなった。
これでめでたく全員がビスタになり
会社のプリンターの1台が
ビスタに不対応であることも判明した。
・・・。

今日、朝から職場はパニックだ。
それぞれが使いこなせずそのたびに私が出動している。
私はと言うと、当然「わたし仕様」にカスタマイズ中!
すべてはそこからスタートするのである。
せっかくなので写真を載せておくことにする。

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昨日、突然社長が言った。
「新しいPC4台注文してきたから」

・・・へ??

社長の説明によると、4台の内訳はこうだ。
私たち女性3人と社長室のPCを今回購入の物に換える。
そして現在、私ともう1人の「まだ買って10ヶ月」のPCは
それぞれ男性社員と事務所の社長のデスクで使われるらしい。

「PC物語」の記事を読んでいただくと分かるが
私と彼女のPCは今年の2月にぶっ飛んだため
新しいものに買い換えたばかりだ。
それも、ビスタになったため使いにくいだけでなく
私のPCに至っては「DVDドライブ」に不具合があり
ロン毛の修理担当者がその原因を突き止めるまで
何度も何度も事務所に足を運んでくれた経緯がある。
最終的に修理が終わったのは7月の中旬だった。
それから今日まで5ヶ月が過ぎ
やっと馴染んだところがこれである。
さすがに普段ほとんどしゃべらない彼女も言った。
「何で?やっとこれに慣れて来たとこなのに・・・」

間もなく配達されてくるだろう新しいPCもまたN○C製。
どうやら「2008年秋冬モデル」らしい。
「今度のは本体一体型でキーボードが収納できるタイプだから」
との説明だが、私は現在の分離型で満足しているし
キーボードが収納できなくても何の不満もない。
デスクは広いし今のままで十分だ。

このPCはすでに何から何まで
「わたし仕様」にカスタマイズ済みなのだ。
それをまた1からやり直すことを考えただけでも疲れる。
しかも聞けばOSはビスタだと言う・・・。
ありえ~ん!

時はすでに「師走」。
「ウィンドウズ7」の発売まではほぼ1年。
今のままで不便はなく壊れてもいなく
さらには世の中超~!不景気なのに
ここでビスタに買い換えることはどう考えても無駄遣いだ。

社長の新しもの好きにも困ったものである。

ついにこの日がやって来た。
私のPC復活の日だ。

今日も彼はやって来た。
修理担当のちょっとロン毛の彼である。
今日でここへ来ることもないと確信している彼は
気のせいか、足取りも軽かった。
4回も通えば無理もないだろう。
気持ちは分からないではない。

そしてついに新しいケーブルがついた。
今度こそ本来あるべき正しいPCの復活だ。
たかがPCの修理で
こんなに喜ばれるとは修理担当の彼も満足だろう。

長かった私のPCとの戦いは
本日をもって今度こそ完結した。

「バンザ~イ!!」

電源部分の交換部品が入ったということで
午後、修理担当の彼から電話が入り
それから30分後、彼がやってきた。
すでに勝手知ったる事務所である。

「今度こそ!」
作業を始める彼の背中が語っていた。
今日もいつものように手際がいい。
間もなく部品を交換し終えると勝負の時はやってきた。
PCの電源を入れる。
・・・彼の表情に笑顔はなかった。
またしても「DVDドライブ」は拒否されたのである。
もはや彼に打つ手はなかった。

携帯を取り出すと彼は会社に連絡を取り
これまでの経緯を話すと作戦会議に入った。
そして結論は出た。
「残る可能性はケーブルだ」
電話を終えると彼は
「ケーブルを持って再度出直して来ます」
と帰り支度を始めた。
いよいよそれが最後の手段だそうだ。

そこで私は提案した。
そのケーブル交換が有効かどうかを知るために
まずは一緒に購入した同僚の
PCケーブルと交換してみてはどうか・・・。
それでもダメならわざわざ来てもらう必要もないわけだ。

さっそく同僚のPCから、そのケーブルが外された。
そしてそれを私のPCにつないでみる。
基盤(マザーボード)と「DVDドライブ」をつなぐ線だ。
間もなく私のPCは「正常に」起動した。
「DVDドライブ」もちゃんと仲間に入っている。
原因判明~!!
何てことのないピンク色をした15センチ程度のケーブル。
犯人はこいつだったのだ。

さすがに今度は彼にも笑顔が見えた。
長かった戦いに終わりが見えたのである。
彼は同僚のケーブルを元通りに戻すと
「犯人のケーブル」を自分のバッグに回収した。
断線だけであればこういう不思議な症状は出ないことから
このケーブルは中で
変に他と接触していることが考えられるらしい。
今後の研究資料としてはなかなか貴重なものになるだろう。

とにかく原因は判明したが
彼は再度このケーブルが入り次第またやって来る。
かなりロン毛の彼だけに、暑い中ご苦労なことである。

予定通り、修理担当の彼はやって来た。
私のPCを今度こそ直すために・・・。

今回彼が目をつけたのは本体の中の「基盤」だ。
再び「DVDドライブ」を認識しなくなったならば
まずは「基盤」を交換してみるしかない。
彼は自分なりにそう結論付けてきたようで
迷うことなく「基盤」を外し始めた。
さっそく細かいネジや部品を手際よく外し分解していく。
今回は私も席を外すことなく隣でしっかり見守った。

瞬く間に私のPCの「基盤」は外され
彼の持参した新しい「基盤」へと交換された。
今度こそ一件落着か・・・。

電源を入れる。
・・・残念ながら「DVDドライブ」に反応はない。
かわいそうに。
新しい「基盤」にまで拒絶された「DVDドライブ」。
何とミジメな人生だろう・・・。

修理担当の彼が言った。
「こうなると考えられるのはあと1つだけですね。
電気関係の基盤の不具合だと思います」
え?まだ「基盤」があるの??
・・・つまり、コンセントから流れてくる電流を
PCの中で振り分ける仕事をしている「基盤」があり
それがうまく仕事をしていないということらしい。
本来「DVDドライブ」に割り当てるべき
十分な量の電流が流れていないのではないか・・・。
これが彼の出した結論だ。

もともとこういう現象は例がないらしく
彼としても手探りで修理をしている状態らしい。
今日は「基盤交換で解決!」というつもりでいたため
残念ながらそっちの交換部品は持ってきていない。
彼はまたまた出直すことになった。
1度交換した「基盤」をまたしても手際よく
元のものに付け替えると彼はさみしく帰って行った。

今回出張料はかからない。
当たり前だ・・・。

今朝、私はいつものようにPCを立ち上げた。
もしかしたら直っているのではないかという
わずかな期待を胸にして・・・。

今日のPCはとりあえず素直だった。
立ち上げもスムーズで順調に動いた。
3分経過した。
フリーズした。
やっぱりダメだ。
私は電源をブチっと落とすとため息をついた。
今日は1日PCナシか・・・。

それでも私は「さそり座」の女。
しばらく放っておいたあと再び電源を入れた。
驚いたことに思ったより素直に立ち上がったPCは
その後もフリーズすることなく動いている。
何で??

理由はすぐに判明した。
見ればDVDドライブの緑のランプは点滅し続け
「マイコンピュータ」の中にも
先日めでたく復活したはずの
「DVDドライブ」のアイコンがない!
彼を「異物」とみなしたPCが排除したのだろう。
そこまで「DVDドライブ」が嫌われていたとは・・・。
何だか私はこの「DVDドライブ」が気の毒になってきた。
頑張れ!「DVDドライブ」!!

嫌いな奴を追い出したPCは快適そのものだ。
もはやフリーズしなくてはならない理由はない。

・・・私はPCに「人生」を見た。

先週の「DVDドライブ交換」をもって
完結したと思われた私のビスタのトラブルだが
やっぱり甘かった・・・。

修理後の動作に問題がなかったのは交換当日の午後。
さらに翌水曜日と木曜日は終日。
そして金曜日の午前中までだった。
ちょうど3日しかもたなかったことになる。

そして金曜日の午後、突然フリーズが始まった。
強制終了もできず、電源をブチっと切る。
立ち上げなおして30分。
またしてもフリーズ。
立ち上げ直すたびにフリーズまでの時間が短くなり
それを5回ほど繰り返したあと
私のビスタは立ち上がらなくなった。
電源を入れるとN○Cのロゴが出るだけで
その後は画面が真っ黒になったままウンでもスンでもない。
いよいよダメだ・・・。

しょせんこれはもともと不具合のあったPCだ。
いくら手を加えようと「ハズレ」は「ハズレ」。
これを再度、どう修理するかは知らないが
ここまで来たら全く新しいものと交換してほしい。
まだ購入してたったの5ヶ月だ。
あれもこれも交換というのは気分が悪い。

明日、前回と同じ修理担当者が来ることになっている。
今度こそ何が何でも完結としてもらいたい。

先方の勝手なキャンセルにより
大幅に遅れていた私のPCの修理が先ほど完了した。

今回は私のクレーム電話を受け付け
くどいほど自分の名前を言い残した担当者の
手際がものすごく良かったようだ。
あれから何日も経たない今日
修理担当者がさっそく駆けつけてくれた。

彼はDVDドライブそのものを
持参した新しいものとそっくり交換した。
その手際の良さと言ったらない。
ちょうど私が席を外した、ものの何分かの間に
その作業はすべて終了していたのである。

幸い、新しいDVDドライブは
私のビスタに気に入られたようだ。
ほどなくそれは「認知」され動作を開始したのである。
しかもそのために画面がフリーズすることもなかった。
これでこそ私の待ち望んでいた本来あるべき姿だ。

日々忙しい中このブログを読み
「そう言えばあのビスタどうした?」
と気にかけわざわざメールをくれていた友人にも
これでやっと胸を張って報告ができるというものだ。

思えば、電気工事から始まった私のPC騒動。
やっと本日をもって完結できるかと思うと
喜びもひとしおである。

あれから1ヶ月半が経った・・・。

私の新しいビスタのDVDドライブに
購入当初から不具合があったことに気づいたのは
5月の12日だった。(当日の記事参照)
あの事件の後、結局その週の終わり頃に
社長が購入先の家電量販店に出向き修理の依頼をした。
それにより金曜日にはN○Cの担当者から
わたし宛てにちゃんと修理内容の確認で電話が入った。
そう・・・ここまでは何の問題もなく順調に進んでいた。

そのN○Cの担当者は最後にこう言った。
「この内容で修理の方へ回しますので
今度はその修理の担当者からそちらに連絡が入ります。
具体的な日程についてはその時に打ち合わせをお願いします。
たぶん連絡の方は週が明けてから、来週になると思います」
私はその旨を了解し
素直にその「修理担当者」からの連絡を待っていた。

あれから1ヶ月半。
さすがに気の長い私にも限界がやって来た。
いくら何でも時間がかかり過ぎだろう!
N○Cの修理担当の連絡先が分からないため
私はとりあえず社長がもらってきた名刺にある
家電量販店の担当者に電話をかけた。

彼が手際よく連絡してくれたのだろう。
間もなくN○Cの担当者から電話が入った。
けれど私は相手の「いいわけ」を聞き目がテンになった。
残っている記録によると
修理担当者からこちらへは3度電話を入れたが
呼び出し音のみで連絡が取れなかったため
キャンセルされているというのである。
それがN○Cの手順だと言うのだ。

はぁ??
会社で3回も電話に誰も出ないと言うのはありえない。
私はその3回の電話の時間を訊ねた。
「5月16日午後5時58分。
17日午前10時20分と午後・・・」
16日は金曜日・・・仕事は5時半で終わっている。
17日は土曜日・・・会社は休みだ。
ブチッ!! 私はキレた。

「こちらは会社名で修理依頼をしてるんだから
就業時間外だとか、土日の休みとか
そういうことは全く考えないんですか!?
第一、相手は会社なのに誰も出ない時点で
おかしいと思うのが普通でしょ。
もう1度平日にかけ直すのが当たり前だし
配慮が全然!足りないですよね」

そもそも修理を頼みたいからわざわざ依頼してるわけで
それを連絡が取れないから「キャンセル」って・・・。
それにキャンセルというのは
本来依頼者がするものではないのか。

私の怒りにビビったのだろう。
「すぐに手配します」
と言うと、その担当者は何度も自分の名前を繰り返した。
モチロン私はその名前をしっかりとメモした・・・。

週が明けたが、私のPCはそのままだ。
今日の午前中、私は「不具合のあるDVDドライブを
つないだままのPC」を使っていた。

出だしは良かった。
立ち上がりも悪くなかったし、特に気になる症状はなかった。
ところが、別のPCで入力を終え席に戻ると
私のPCはフリーズしていた。
どこを触ろうと何を押そうと全く反応はない。
強制終了すらできず、仕方なく電源をブチッと切った。

再び立ち上げたPCに問題はなさそうに見えた。
しかし今度はトイレから戻るとフリーズしていた。
「さっき立ち上げたばかりなのに・・・」

3度目は時間を計ることにした。
立ち上げて20分後、PCは動かなくなった。
4度目も同じだった。
これでは仕事にならない・・・。
私は社長に申し出、PCを金曜日の調整前の状態に
戻してもらうことを了解してもらった。

私が思うに、不具合のあるDVDドライブを認識させたことで
PC自体が混乱しているのだろう。
それなら元に戻せばいい。話は簡単♪
そもそも使えないDVDドライブを認識させる必要などない。

またまた飛んできてくれた関連会社の社員の手により
私の「PC」と「DVDドライブ」をつなぐ線は外された。
もはやPC上に「DVDドライブ」はない。

私のPCに元の平和が戻った。
途中でフリーズする心配がないおかげで
こうして今もブログを更新できるわけである。
めでたしめでたし。

金曜日の夕方のことだ。
会社のPCでCDを使う必要が出た。
私はさっそくCDをセットすべく取り出しボタンを押した。
普通ならこれですぐにディスクトレイが出てくるはずだ。

しかしそれは出て来なかった。
何度ボタンを押そうが何の反応もない。
・・・え?
心配した社長が飛んで来た。
手にはクリップを伸ばした「秘密兵器」を持ち
「そういう時はリセットボタンだよ」と
さっそく実行したがそれでもダメだった。

私は「困った時のQ&A」を開き
PCにある「DVDドライブ」のアイコンから
取り出し指示ができることを知った。
すぐに「マイコンピュータ」を開く。
DVDドライブはどこだ?
・・・ない!
信じられないことだがそこに当然表示されるべき
「DVDドライブ」がなかったのである。
まさか私が色々とカスタマイズするうちに
誤って削除したのだろうか・・・。
そもそもそんなものがいともに簡単に
削除できるものかもわからないが、私は不安になった。
何せ買ってまだ3ヶ月弱のPCなのだ。
まさか最初から入ってないなどということはないだろう。
こうなると私たちの手には負えない。
またしても関連会社のスタッフにみてもらうことになった。

すぐに来てくれた彼はサーバー本体を開け
中の配線をチェックしてくれた。
外れている線はなかったが念のため差し直したところ
PC上に「DVDドライブ」が現れ
間もなくディスクトレイも簡単に開いた。
あ~よかった♪
あとはちゃんと読み込むかを確認するだけだ。

私はさっそくCDを入れてみた。
ジ~ジ~・・・。
何やら空回りするような音が虚しくフロアに響いた。
そしてそれはいつまでも響き渡り
待てど暮らせどPCに反応はなかった。
別のCDでも試したが結果は同じだった。
「これはサーバー本体の不良ですね」
彼は言い切った。

つまりPCから発した指示がDVDに関しては
ちゃんと伝わらないらしい・・・。
え~!また交換?
何で私のPCばかりがいつもハズレなのだ。
これはきっと何かの祟りに違いない。

・・・かくして社長が捨てずに「大切に」
とっておいた段ボールは正解だったことになる。
これで自信を深めた社長はこの先ずっと
今まで以上に何も捨てなくなることだろう・・・。

結局、関連会社の人たちの頑張りのおかげで
今朝出社してみると私のPCは
無事にプリンターにもネットにも繋がるようになっていた。

ディスプレイは今までより一回り大きくなり
逆にキーボードは一回り小さくサーバーは薄くなった。
本体はどちらも黒で、これは全然私のイメージではない。
楽しく仕事をするにはまず「わたし仕様」に
カスタマイズすることである。

残念ながら今日は請求書を作成する大切な仕事があり
PCにかまっている時間がないため
仕方なくそれらを後回しにして
まずはワードで請求書を作り始めた。
今日中に完成させ発送しなければならないのだ。

ところが…ワードは「2007」になっていた。
考えてみれば当たり前だ。
昨日届いたPCに「2002」が入っているわけはない。
慣れれば使いやすいのかもしれないが
急いでいる時にこの変化はありえない。
いきなり私はつまずいた。
文書を作成する以前に何がどこにあるのかが分からず
気がつくと私はひとりブツブツと言っていた。

極めつけは「印刷」だ。
そのアイコンすらどこにあるのかがわからない。
そもそもこういう新しいものには
しばらくいろいろと試す時間が必要なのだ。
自分なりに納得してからでなければ効率が悪い。
実際、キーボードも多少配置が違っていて
なぜか「0」がたくさん打てていたりする。

それでも何とか時間内に請求書を完成させると
私はすぐに社長のチェックに回した。
これで何とか間に合いそうだ。

…と思った私が甘かった。
社長は例によって例の如くだった。
立て続けにやって来る来客を相手に
私の書類など見向きもしない。

…結局発送は来週初めになるだろう。

予定通り、午前中に私たちの新しいPCが届いた。
部長がすぐに関連会社に連絡を入れてくれたが
担当者の都合で設定は4時以降になると言う。
残念だが仕方がない。
私はその時まで首を長くして待つことにした。

それからほどなくして社長が出社した。
いつもは午後にならないと出てこないのだが
よほどPCのことが気になったのだろう。
フロアの入り口にそれらが届いているのを見て
ニッコリした社長は私に言った。
「前のPCはこっちのデスクに移動して」
すでに社長の頭の中には「PC」しかなく
自分のデスクの上に山積みの書類など
目にも止まらないらしい。
「とりあえず箱から出しておかないとね」
嬉しそうに次から次に箱を開けると
社長は2台分のディスプレイとサーバーをセットし
お昼までにはコードを繋ぎ終えた。

午後になった。
私はどうしても銀行に行く必要があったので
お昼から戻った社長の目がPCに行く前につかまえ
印をもらうとすぐに出かけた。

私が銀行から戻ると社長は私の席に座り
新しいPCを起動し何やら設定を始めていた。
さらには私がわざわざ箱から出して分別し
今まさに細かく割って捨てようと思っていた
発泡スチロール、それにビニール袋は
また元通り4つの箱にそれぞれ戻され
きれいに収められていた・・・。

4時になると関連会社から2人が来てくれた。
中途半端に設定がされているのを知った彼らは
一瞬絶句したもののすぐに立ち直って
手順プランの見直しにかかった。
結局、サーバーを開ける必要があったので
繋げたコードはすべて外されることになり
さらには何だかの問題があり
今日の設定はお預けとなった・・・。

そしてPCとディスプレイが入っていたダンボールの箱と
ゴミにしか見えないビニール袋類は
フロアの角に積み上げられ保管されるらしい。
ゴミと間違えられては困ると社長が言うので
私は大きくマジックで書いたメモを貼った。
「捨てないで下さい!4箱+ビニール袋」

会社の私のPCがぶっ飛んだ。
土曜日に入ったビルの電気工事が原因らしい。

モチロン金曜日に帰宅する際には
いつも通りにすべてをキチンと消して帰った。
工事があることを私は知らなかったが
たとえ知っていたとしても
コンセントまで抜くことはしなかっただろう。

今朝出勤してみるとフロアの中で
私ともう1人の女性、そして部長のサーバーの
電源だけが入っていた。
なぜか片側に縦に並ぶ3人のPCだけで
しかも画面には何もなく真っ暗だ。
イヤな予感は的中した。
立ち上げ直そうとしてもPCは言うことを聞かない。
コンセントを差し直しても電源が入るだけで
Windowsが起動しないのである。
幸い、部長のPCだけはそののち復活したものの
私と彼女のPCは終わってしまっていた。

さっそく関連会社に連絡し専門家に見てもらったが
中を開けてもマザーボードに異常は見られない。
結局すべてをチェックしてくれたが原因は分からず
これ以上はメーカーに修理を頼むしかないと言われた。

社長は言った。
「修理に出すと2週間程度かかるし
どうせ近いうちにビスタに換えるつもりだったから
ちょっと予定より早いけど新しいPCに換えちゃおう」
家電量販店が何より大好きな社長は
昼食に出たままお店に直行したらしい。
途中、家電量販店から確認の電話を入れてきたものの
会社のことはすっかり忘れてしまったようだ。

夕方になって突然の来客があった。
私は社長の携帯に連絡し尋ねた。
「今どちらですか?」
私は当然、会社に戻る途中だという答えを期待していた。
社長は言った。
「まだ○○○カメラ」
・・・。

とにかく私と彼女の新しいPCはあさって届く。

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